忖度しない、がつきの記録

3年目の社会人が就活・不動産業界・web・ブログ論について語ります。

複業・独立、個性的な人間を目指すには、「100万分の1」の知識・経験で、圧倒的差別化を図るべき理由を書いた

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100万分の1。およそ日本の人口の100分の1だ。もしあなたが何かの分野で日本のTOP100選などに選ばれるならば、大変光栄なことではないだろうか?もしそんな才能を抱えているのであれば、希少性のある人物であるのは間違いないだろう。

studyhacker.net

そういうと100万分の1の人物になるのは、いささか腰が引けるという人もいるかもしれない。別に悪いことではない。私もなにかの分野でいきなりTOP100選になれと言われても、相当悩むしなかなか実践できるとは思えない。

 

しかし、理論上は不可能ではない。というのもいきなり100万分の1を目指すのは、宝くじに当選しろというぐらい難しいはずだ。上記のリンクのように、

(100万分の1)=(100分の1)×(100分の1)×(100分の1)

と表記して、才能や経験の掛け算で有益性を生み出そうとしている。そして、100分の1の才能とは1万時間かければ習得できるとも言われている。

pasonyu.com

だがそもそも、時間をかければ習得できる技術など本当の技術といえるのだろうか?昨今、1年で寿司職人として開店独立できる専門学校(https://www.tsagroup.jp/)だったり、「1年で通常の3倍もの経験が積める」という採用フレーズがヒットしているベンチャー企業だったり、時代の流れの速さを汲むならば、「いかにその技術・経験を早く習得できるか」は1つ重視すべきKPIなのかもしれない。

冒頭に述べた通り、いきなり100万分の1の才能を探るのは難しい。さらに、100分の1の才能のために1万時間割くのも難しい。そんなあなたにこそ、おすすめできる解決方法がある。

 

10分の1の才能を活かそう

(100分の1)=(10分の1)×(10分の1)

まずは、この数式を意識してほしい。10分の1を目指すのはさほど、難しくはないはずだ。

分かりやすく学校のクラスメイトで考えてみる。だいたいの学生が小中高で1度なりは30人クラスを経験したことはあるだろう。クラスメイトで置き換えると、10分の1とは「クラスに3~4人ほどいる何か変わった友達」なのだ。

クラスを仕切っ威張るやつ、テストの成績でいつも上位3位に入っている奴、いつも読書しているやつ、また個性がなくても1つのクラスに同じ部活の友達がいなかったという人もいるかもしれない。それも立派な「10分の1」になりうる。これは社会人に置き換えて、部活→職場と考えるならば、あなたの働いている職場も世間から見ると少数派で「10分の1」になる(既に100万分の1を突破しているかもしれないが、あくまで会社という法人が100万分の1であって、個人の個性として考えるには援用しすぎである)。

大人になっても、同期の中で業績だけでなくても、知識量や営業力・事務遂行能力など、目指そうと思えば何かしら「10分の1」になるのは可能である。最悪、直接業務に関係なくともあなたが「10分の1」を目指そうと努力したことには何かしらの意味があってからこそだ。自分の特性や実績が将来全くつながないと考えて、その才能を否定するのは、いままでの自分を否定することにもなる。過去がつながって現在・未来につながるように、今までの自分を否定せずに肯定する勇気も必要だ。

www.listening-skill.jp

 

100分の1につなげる方法

おそらくここが一番難しい。なんせ、「10分の1」を乗り越えた人間の集まりこそが、「100分の1」でここまで築き上げた才能・経験も、みんな持っている段階から始まるのだ。

同じように学校のクラスメイトで考えるならば、1学年250人の中で2~3人、1000人いれば10人ほどの才能だ。正直、ここは自分1人の力ではどうにもならないときもある。このようなときに大事なのは、「周囲や競合の状況」になってくる。

クラスメイトのことは毎日顔を合わせるだけに、何かしらわかってくることもあるだろうが、ほかのクラスの人のことは意識してみないと分からない。マネジメントの世界でも100人を超える組織でも、リーダーは階層ピラミッドの頂点にいるにも関わらず、メンバー全員のことを直接把握・指示するのは難しいはずである。100人の中で何か突出するには、今までの自分の力を磨くだけでなく、周囲の状況を確認して自分の強みを理解し、それが社会的にどこまで通用するかを考え研鑽し続けること、そこからさらなる才能を組み合わせるのか、1点突破で100人の中で本当の頂点を目指すのかを考えるべきである。

 

関連性を持った掛け算をすること

100分の1の才能があれば、次は刀・武器をどんどん増やしていくのみだ。

(ITスキル)×(金融知識)×(コンサルタント)=(Fintechの専属コンサルタント

(サッカーのうまさ)×(ライティング)×(コーチング)=(サッカーのブログコーチ)

など、自信の才能を組み合わせるだけで、今までにない職種も実現できる。

 

ただ、必ずしも100分の1の才能が3つあればいいとは限らない。全く関連性がなかったり、不可逆性が強すぎて援用できないものは難しい。例えば、野球でもサッカーでも日本代表級の能力があったとしても、使える身体は1つなので得られる成果も限られる。自分の才能をどう向き合い組み合わせるのか。「100万分の1」の世界まで来ると、ほかに追随する人も少なく頼れる人も限られてくる。いかに「10分の1」「100分の1」の力を習得する際に、どこまで「100万分の1」になる自分をイメージできているのかも重要だ。

 

まとめ

複業や独立など様々な働き方が叫ばれている昨今、差別化を図ること、その人にしかない知識・経験を持つことにフォーカスされ始めている。旧体質の企業で定年まで働いていれば安心という時代は終わり、マネタイズ・労働問題において非常に注目が集まっている。

時代の先駆者がいれば、必ず追随者・二番手がいて知識や情報がアップデートされるように、現状「100万分の1」の才能も気が付けば、社会のスタンダードになっている将来は考えられる。代替性の低い知識・経験も追随されないには重要である。

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