【実録】退職してからの面接でも、ネガティブにならなくていい
転職する際にはどうしても前職を辞める前に選考を終わらせて、離職期間を無くすのが一般論と言われる。企業で働く際の、ストレスを無くすためだ。企業側も懸念して、離職中の人ではどうしても印象が悪いのではと、思わず勘ぐってしまう。
しかし、実際はそうではない。今回は今まで受けてきた面接をもとに紹介する。
目次
現況の説明
本日(2018/07/25)現在、私は絶賛離職中で完全ニートだ。志望するには、web・デジタルのマーケティング。前職は営業なので、未経験での転職になる。昨日まで2社の初期選考が終わっている。
6月の中旬に最終出勤を終え、有給消化しながら6月末日に退職した。IT関連の知識がブログ以外皆無だったので、webのスクールに通いながらhtmlやCSSの言語の習得に励んだ。デザイナーの道もあったが、正直デザイナーの実務的なところよりも、マーケティングの戦略的なところに興味があるので、志向を変更して絶賛就職活動中だ。
ここからは実際の面接の内容を入れながら説明する。
選考①大手広告系デジタルマーケティング
時間は30分。前職での経歴を中心に業務内容を中心に被ヒアリング。内定時の業務内容の確認の質問がいくつかとその他諸条件の質問で終了した。
経歴の質問では、前職から離職期間が空いていることについては、
一切聞かれなかった。
もちろん退職理由は聞かれたが、次の職が決まらずに退職したことについては触れられなかった。
選考②大手デジタルマーケティング会社
こちらは時間が1hとなり、前職のことについてだけでなく、選考企業に内定をもらったあとのキャリアプランについても被ヒアリングされた。新卒の就職活動から、前職の内容まで細かく聞かれた。
離職期間については、「何をやっているのか?」と問われることはあったが、スクールでwebのことについて学習中であることを伝えると深掘りはされなかった。
ほかの質問では幾度となく深掘りをしたのに、今回は特になし。その様子に危うさも覚えていた。しかし、本当になぜ退職してから就職活動をしているかが気になるのであれば、その理由を確認するはずだ。その質問をしないということは、さほどそのことに興味がないということになる。
まとめ
離職中での就職活動には、求職者にとってはどうしても「なぜ退職する前に次の転職先を決めなかったのだろう」と悪いイメージを持つ傾向にある。しかし昨今ブラック企業・労働環境の悪化などにより、思い切った決断を下す社会人は増えている。
よく考えてみれば、病気・怪我などで就業不能になり、再就職を目指す人に対して、その病気・怪我の内容を聞くのは、コンプライアンス等の観点より企業側も忖度をしかねない。
常々の話だが、嘘を言うのが後先困るケースになりがちだ。少なくともその選考では嘘を貫かないといけない上に、内定後も尾を引く可能性もある。退職する理由は人さまざまであり、別に退職することを恐れる必要はないのである。