効率よく仕事したいなら、作業前に2cellosを聞かない手はない!
BGMを流しながら仕事をするのは効率が悪いと言われるが、作業前にテンションの上がる曲を聴くのは作業効率が上がるらしい。幾多の曲を聴いてきたが、とうとう理想とするアーティストに出会えたかもしれない。クロアチアのイケメンチェロデュオ、2cellosだ。
おそらく聞いたことがない人が大多数だと思うが、実はCMを見ていれば耳にしたことが多いはずである。
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BGMを流しながら作業するのは効率が悪い?
近年の研究では、作業中にBGMを流すのは逆効果だという研究結果が増えている。どうしてもおしゃれなジャズやテンションの上がる曲などをyoutubeで流しながら作業したがる人が多いが、これはすべて逆効果だ。
上記の記事によると、「自分の好きな曲・嫌いな曲、またテンポの速い曲・遅い曲に関わらず、作業中に曲を聴くよりも、無音状態の方が作業効率がいい」という研究結果を証明している。また、好きなBGMを作業前の15分間に聞くのが最も効率が良いとされている。
一度聞けばハマる2cellosの魅力
では好きな曲といわれても、正直みんなが同じ曲が好きなわけないし、研究結果関係なくテンションの上がる曲が聞きたい人もいる。歌詞があると集中できない人もいるだろう。そんなときに誰しもがテンションを上げるアーティストがいる。それが2cellosだ。
彼らはクロアチア出身のチェロデュオで、世界の多くのコンクールで賞を受賞している。もちろんその界隈では有名人だが、一般人が知る由はない。しかしこのドコモのCMのBGMを聞いたことがある人はいるだろう。
2人の白黒のコントラストが象徴的であると同時に、出だしの高音のキレのあるメロディーとチェロならではの低音のベースリズムが白黒のコントラストを際立たせる。何よりも、「一度聴いたら耳に残るメロディー」だと思う。実は5年前にこのCMは放映されていたが、ラジオで彼らの曲を聞いた瞬間にいきなり思い出した。むしろそれほど洗練され、斬新な曲だったのだろう。
youtubeにアップされている彼らの楽曲は、再生回数が軒並み数百万回であり、数千万回以上も再生されている曲もある。
聞いたことあるアノ曲もカバーしている!
どの曲も聞きごたえがあり、どこか聞いたことがあるような親近感のあるメロディーばかりだ。歌詞のない、特にオーケストラの楽曲は一般人からするとどうしてもつまらないことが多いが、3~4分というJPOPに似た再生時間数でコンパクトにまとまっている彼らの楽曲はあっという間だ。
そしてサッカーファンであれば、テンション上がる絶対に聞いたことのあるアノ曲を生演奏したことでも有名だ。
ヨーロッパチャンピオンズリーグの決勝の入場曲アンセムを、2017/2018シーズンの決勝では彼らが演奏している。通常はBGMで入場曲アンセムが流されているが、近年ではオーケストラや有名オペラ歌手が歌いながら生演奏することが多い。その中で今年は2cellosが選ばれ、素晴らしい演奏をした。
ちなみにヨーロッパチャンピオンズリーグはサッカー界においては、ワールドカップの決勝に出るよりも尊いとも言われており、世界的な有名選手も一度も優勝できぬまま現役引退を余儀なくされる。
また、先日のワールドカップは入場曲が通常のFIFAアンセムと異なり「7 nation army」という曲が用いられていたが、こちらの曲もカバーしている。彼らの出身国のクロアチアが大躍進で準優勝に輝いたことからも、サッカー界と何かの縁を感じる。
サッカーが分からない人も安心だ。故マイケル・ジャクソンの「smooth criminal」もカバーしている。
まとめ
作業前には好きな曲を聴いて集中するのがいいと冒頭に書いたが、精神が研ぎ澄まされるのは、何か繊細かつ力強いメッセージを含み聞き馴染のある曲が最適であろう。そんな中で2cellosは必聴である。
また2018年11月には、日本武道館での来日ライブも決まった。まだまだ彼らの動向には目が離せない。