就活×自分③就職活動を支えた2冊の本
今福岡に来ているんですけど、
街ではリクルートスーツの人を
ちらほら見るようになり、
去年の自分を懐かしく感じます。
そんな中でどうしても訪れるのが
「不採用の一報」
就職活動をしていて
企業から不採用を言い渡されずに
就職活動を終える学生など
本当にごく少数です。
就職活動を経験している人はわかると思いますが、
最初の内定が取れない期間が長く続くと
ノイローゼだとか、
自分の選択は正しかったのだろうかとか、
そもそも自分という存在は
社会に必要とされているのだろうかとか
いっそのこと
起業やyoutuberにでもなってやろうか(笑)
など自分を信じきれない時が来ます。
私もそんなときがありました。
ですが、それでも、
私には支えてくれる2冊の本がありました。
■①喜多川泰『手紙屋』
就職活動に悩んでいた主人公が
とある古本屋に入り、
そこで匿名の「手紙屋」という職業の方と
10通の文通を交わします。
最初は不信感が募りながらも、
徐々に勇気を取り戻す主人公の姿と
「働くことの意義」を問いかける作品でした。
特に私がリンクしたのは
大企業と中小・ベンチャーで働くことの
違いを考えさせられたことでした。
文中では主人公は「手紙屋」のアドバイスをもとに
一度は大手企業への内定を決めました。
しかし、その後の「手紙屋」との文通を交わしていくうちに
自分にとっての幸せを考え直すようになりました。
結果として主人公は小さな広告代理店で働くことを決め、
やりがいと幸せを感じ始めました。
私の内定先もさほど大きな企業ではないですが、
「どこでどのように働くことが幸せなのか」
ということを改めて問いかけてくれる1冊です。
■②スティーブン・R・コヴィー『7つの習慣』
言わずもがな世界的なベストセラー作品で
ここで取り上げるのもおこがましいぐらいです。
著者のコヴィー氏の実体験に基づいて
成功するために必要な
自分自身と対人関係による「基本原則」をまとめた作品です。
この本の面白いところは
よく本屋に並んでいるハウトウ本とは違い
もっと奥底の
ファンダメンタルの部分に問いかけていることです。
近年の自己啓発本は
自分をよく見せるためのテクニックや
対人関係のためのコツをまとめたものが多いですが、
この作品はそれを客観的にとらえて
原則としてどうとらえるべきかをまとめています。
ビジネス書としても有名なので
面接のときにこの本の話はたくさんしました
就職活動だけにとらわれず、
生き方そのものに悩み、
いま何かを変えないといけない。
でも何をしたらいいのかわからない
という人におすすめです。
- 作者: スティーブン・R.コヴィー,Stephen R. Covey,ジェームススキナー,川西茂
- 出版社/メーカー: キングベアー出版
- 発売日: 1996/12/25
- メディア: 単行本
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■まとめ
就職活動でなにも苦労せずにいくことは
まずないと思います。
むしろそうでなければ
将来後悔や不安に襲われるかもしれません。
少なくともまだ社会人になっていない
自分であってもそのように思います。
就職活動で行き詰った時は
ぜひ一度立ち止まって、
「本当は自分が何をしたかったのか」
「自分の目的・目標のために何をしないといけないのか」
を振り返ってほしいです。
そんなとき、
この本があなたのきっかけになればと思います。
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