忖度しない、がつきの記録

3年目の社会人が就活・不動産業界・web・ブログ論について語ります。

就活×インターン③分かっておきたい研修型インターンのすゝめ

どうもがつきです。

インターンの企画第3弾です。今回は研修型インターンについてです。

 

目次

 

研修型インターンは何をするの?

改めて研修型インターンのやっていることを端的に言うと、「企業の新入社員の研修に近い内容を体感してもらう」ようなプログラムです。具体的には、

・社会人と学生の違い、社会人の心構え

・ビジネスマナー

・その企業の業界の基本知識

・施設見学

が大きな流れではないでしょうか。もちろん企業や業界によって多少の違いはあります。一番の目的は、社会人としての心構えを理解してもらい、就職活動へのモチベーションを上げることだと思います。

 

どういう企業で多い?

このようなインターンを行う企業は大きく分けて2つあります。1つは金融系の企業です。金融系の企業は、どうしてもほかのインターンを行いにくいという現状があります。金銭と個人情報を扱い、不祥事1つで企業の業績が大きく変化する現在の金融業界では、気軽に学生に業務をさせるわけにはいきません。よって長期で現場に配属するインターンはできません。かといって、現場では個人の仕事が多くなるため、グループワークをするインターンを行っても「働くことのリアル」は伝えられません。業界研究といっても、この業界は誰でも知っています。興味のある人は調べますし、ビジネスモデルとしてもさほど難しいものではありません。

 

もう1つ多いのは、研究施設や実店舗を持つような大企業です。これらの企業は、組織・体制がしっかりしているので、実際に見学や体験を行っても支障はきたさないでしょう。研修というよりも「働く人のリアル」を身近に体験しやすくなるかもしれません。

 

実体験として

私は3年の夏に実際に金融系の企業で、研修型インターンを体験しました。上記の内容に加えて、地政学(世界情勢)、金融業界で働くための基礎レクチャーなどを受けました。インターンが終わった後には、周囲に比べた際の自分の実力のなさ、また根本的な知識・勉強の不足を反省し、モチベーションは上がりました。

 

しかし、モチベーションってなかなか持続するのは難しいものです。忘れたり、やろうと思ったことが実行できなかったり、環境が変わればうまくいかないことも多くかったです。特に基礎知識の勉強を怠ったのは、今不動産の業界に来てとても後悔しています(笑)

 

そもそも、自分としてはこのインターンが終わったときに、「金融業界には絶対に行かない」と決心することができました。上司の顔色を常に窺って仕事をして、また自分のクリエイティブさを発揮できない、集団ではなく個人で仕事をする、といったことは自分の仕事観からは大きく離れていたものでした。でも、インターンってそんなものです。自分の将来のためになることが少しでもあれば、成果はあったと思います。

 

研修型のインターンは3日~1週間と体力を使います。ですが、あえて自分を厳しい道に追い込んで、本当に自分がやりたいと思えるのか自分自身を試すのもいいのではないでしょうか?