がつきのzaregoto

九州・大分の16卒の就活生が就活のこと、大学のこと、働くこと、などなどとりとめのないことを綴っていきます。

2年目の社会人が、就職活動に対して思うこと

2018年になり、19卒の学生にとっては就職活動が現実味を帯びてきました。

新卒の有効求人倍率がバブル期に迫る勢いといわれるものの、就職活動は一筋縄ではいかないもの。なぜか。

 

話は変わるが、新卒3年以内の離職率が3割というデータがあるのだが、実はここ30年変わっていない。確かに毎年それほど多くの新卒社会人が辞めてしまう現象は問題だが、それ以上にこの問題が30年も解消されないことのほうが注目に値する。しかし、そこにこそ今回、これから就職活動を迎える学生に伝えたいことがある。

 

理想の仕事をするならば、起業する方が早い

2年働いて一番実感したのは、「理想の仕事は自分で見つける」ということだ。もう少し細かく言うと、「やってみないとわからない」のである。

小さいころ将来の夢は何ですかという質問をされたことは誰しもあるだろう。スポーツ選手、料理人、公務員などその時代に応じた答えが現れてくるが、一つ共通した概念としては、

「知っている職業しか出てこない」

ことである。

別に知っている職業を夢みることは悪いことではない。むしろ夢や目標に向かって全力で努力することは大切なことである。

 

こと大学生の就職活動になると現状が違う。

様々な選択肢から自分のやりたいことを、プロとしてできることを改めて選択しないといけないのである。

 

そして、小さいころ普通の仕事(サラリーマンなど)とは何をするのかイメージできている人はいるだろうか?つまり仕事をどこまで理解できているのだろうか?小さいこどもに営業とは何ぞや、総務とは何ぞやと質問して理解できている人はどこまでいるのだろうか?

さらに中学・高校でこの問いに対する学習を行う習慣がどこまであるだろうか?

正直、日本のキャリア教育では足りない。

自分がどうなりたいかに対して探求する時間は少なすぎる。

 

だからこそ、いざ就職活動するときまでこの問題はうやもやになる。

 

もちろん企業研究・業界研究は必要だ。しかし、それで働くことのすべてが分かるのだろうか?百聞は一見に如かずの言葉の通り、やってみないとわからない。インターンシップなどで実際に働くなどの体験をしないことには、会社の現実は分からない。また、いざ自分が働き始めるときには、会社・業界・社会の現状が大きく変わり、既存の慣習が通用しないかもしれない。むしろ、今の世界は変化が激しい。日常茶飯事なのだ、そのようなことは。

 

であれば、自分で社会のニーズとは何か、生きていくにはどうすればいいか、とより直結的な問題を提起するならば、起業した方が早い。

 

 

やってみた仕事が天職になる

就職活動時にはどうしても実際に仕事をやっていないわけで、イメージが湧かないことも多い。だからこそ、最初に一生懸命に行った仕事は、天職になることもある。

 

適職診断等で自分に見合う職業は何かと考えることもあるだろうが、もともとの潜在能力で自分の人生が決まるわけではない。潜在能力に経験値が加算されて、自分の立ち位置が決まる。

むしろ、興味のない仕事をやってみたら「こんなこともあるんだ」「こんな観点で物事を見るのか」と新たな発見や知識の習得につながることもある。

私も新人研修のときから口酸っぱく言われたのは、

「おまえは社会人1年生なのだから、まず価値観をありのままに受け入れろ」

という言葉だ。

仕事は価値観の異なる人同士で何かの成果を創り出さないといけない。社会人成りたての赤子にはまず受け入れることから始めろと何度も言われた。

結果的に良かったこと、悪かったこともどちらもたくさんあったが、受け入れなければ何をどのように判断すればいいかも分からなかった。このブログも再開しようとも思わなかった。

天職が見つかるのも同じだと思う。

 

 

まとめ

日本の就職活動は世界的に見ても稀な存在である。元来、採用とはその人が何ができるのかに基づいて評価するものであり、働くことのリアルを知らない学生を採用するのは、完全にポテンシャルに偏ったものである。

いかに自分のポテンシャルをよく見せるのかの議論は多いが、私としては就活生にはそんなことをするべきではないと言いたい。むしろ、働くことはいったいどういうことなのか、またそれを最も具現化できるフィールドはどこなのかを見つけるのが就職活動である。

どうしても学生のうちは見えてこないことも多い。自分なりの答えがあっても、日々変化しても構わない。その可能性に全力で挑むことこそが就職活動である。