忖度しない、がつきの記録

3年目の社会人が就活・不動産業界・web・ブログ論について語ります。

就活×面接⑦面接でクールビズって言われたけど、どうしたらいいの?

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どうもがつきです。

5月なのに暑い日が続きます。今年の暑さは過去最高との噂もあります。私の企業でもクールビズが始まり、もう半袖の人がいたり、オフィスに扇風機を持ち込んでいる人もいます。

ところで、就活生のみなさんにとってはこの時期にネクタイを締め、ジャケットを着るのは本当に暑苦しくてたまらないと思います。面接や説明会で「服装はクールビズでも構いません」の一言は本当に神のお告げのような一言ですね(笑)でも、当の就活生たちはクールビズって言っているけど、実際にはネクタイとかきちんとしないといけないのかな」と不安になることも多いと思います。本当のところはどうなんでしょうか。

 

目次

 

近年のクールビズ状況

まず、16卒の就職活動が後ろ倒しで夏場まで持ち込まれることになりました。17卒の就職活動は6月にすべての企業が解禁となり、幾分早く終わるかもしれませんが、夏場の暑い時期まで就職活動が終わらないという学生も多くいるはずです。

企業側としても、その現状に対応しようと、「クールビズでお越しください」と事前に通知する企業は増えてきました。特にクールビズを積極的に取り入れている企業は、その傾向が強いでしょう。

 

学生はどうしてもためらう

しかし、学生はどうしても「本当にクールビズでいいのか」と不安に思う人が多いです。理由としては、「もし周りがネクタイとかきちんとしていたらどうしよう」「クールビズってどこまで着崩せばいいの」というところが心配になるでしょう。

 

実際のところはどうなのか

まず、最初の疑問「周りがネクタイとかきちんとしていたらどうしよう」ということですが、安心してください。← 大丈夫です。

別にルールを破っているわけではないので、ネクタイを外していても、ジャケットを着ていなくても、なにも不安がるところはありません。むしろ、ジャケットを着ないのであれば、下のシャツのしわをなくす方が大事です。

もう1つ、どこまで着崩せばいいかということですが、企業によって異なりますが、ネクタイは外していいと思います。あと、ジャケットも脱いでもOKです。

ただし、企業によっては「ネクタイは外して構いません」というように、指定がある場合もあります。事前に確認するようにしましょう。

 

もし企業から何も指定がなければ

これ多くあるんですが、企業がクールビズに関して何も服装指定しないことがあります。企業側としても、面接の要綱の中にクールビズのことを忘れることはよくあります。このときは、ネクタイもジャケットも着用しましょう。そのことで真っ先に落とされるということは少ないと思いますが、企業によっては「ルールを勝手に破る身勝手な奴」という烙印を押されるかもしれません。

もし、不安であれば事前に企業の方に連絡・質問して「クールビズで来てもいいですか」と確認をとるのもいいかもしれません。

就活×インターン⑤長期実践型インターンは絶対にやった方がいい!

どうもがつきです。

17卒の就職活動もだいぶ本格的になり、そろそろ18卒の情報もちらほら出てきています。私ももう2つ下の後輩が就職活動なんて、老けたなと思います(笑)

ところで、今の18卒の就職活動といえばインターンですが、本ブログでも様々なインターンのコンテンツを提供していますが、今回の記事は必見です。特にこれから就職活動をしたいけど、とりあえずインターンからと考えている学生にはぜひとも読んでもらいたいです。

 

目次

 

長期実践型インターンって?

改めて長期実践型インターンとは、ベンチャー企業などで長期間にわたり、その企業で実際に仕事をするインターンです。募集をする目的は様々ですが、学生にとっては厳しいながらも得るものが多いのも特徴です。

主にはその企業で実務・営業をするのが多いでしょう。社会人の方と一緒に働いて、「働くことのリアル」を体感できるのが最大のメリットです。どうしても学生の頃は関わるのが同年代の学生に偏りがちなので、社会人に会える、また一緒に仕事できる機会はそうそうないと思います。

また、うまくいけばインターンしていた企業から内定をもらうこともできます。むしろインターン中に企業側から「これからも一緒に働いてみない?」と言われることもよくあることです。

 

覚えておきたいデメリット

社会人を体感できる、内定ももらえる、おいしいことばかりが先行している長期実践型インターンですがもちろんデメリットもあります。

1つは、「お金が稼げない」ことです。だいたいこのような類のインターンは、有給のタイプが多いですが、中には無給のものもあります。そして、有給であってもだいたい時給換算で1000円ほどぐらいなので、アルバイトした方がお金は貯まるかもしれません。

もう1つは、大きな都市にしかないことです。私は大分の大学にいましたが、大分で長期実践型インターンの募集なんて聞いたことなかったです。また九州だと福岡もかなりの大都市ですが、その福岡もあまり多くの企業がインターンをしていたという声は聴きません。これは都会の大学に通っている学生の特権でしょう。

 

まとめ

長期実践型インターンに参加するということは、学生としてではなく社会人として企業にいかに貢献できるかを試される機会だと思います。ですが、失敗しても許されるのは学生のうちしかありません。いかに、そのリスクに立ち向かえるか、また将来の自分に投資できるか、それらを楽しめる人こそ長期実践型のインターンでいい結果を出せる秘訣だと思います。

新入社員のざれごと⑪仲が良すぎる同期は悪いことではない!

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どうもがつきです。

最近こんな記事を見つけました。

toyokeizai.net

要約すると、①仲が良すぎて闘争心がなくなる恐れ②入社する前から有望な新入社員には待遇が違うのに、それをできる新入社員が不平と捉えて会社の損益になる、という2点でした。確かに会社の成長を考えると、同期の仲の良さはあってもなくても関係のないものです。優秀な社員を生み出す仕組みを作る方が、企業側にとっては大切なのです。

私の企業は人数も少なく、同期も5人しかいません。ですが、本当にみんな個性がバラバラでありながらも、うまくかみ合い本当に仲がいいと思います。だからこそ思うのです。仲が良いからこそ、会社に貢献できると。

 

競え合えること

いま私の企業の同期は全員別の部署に配属になりました。やっている仕事もみんなバラバラです。正直お互いのやっている仕事もわからないほどです(研修で一緒になるときに話してわかるぐらい)。ですが、たまに同期で集まるときにやっている仕事のレベルの高さや内容を共有することで、お互いにまた刺激し合えているのです。

同期のみんなはそうだと思いますが、先輩や上司からも学ぶことは多いと思うので、日々成長できる環境はあると思います(必ずしも成長がいいとは限らないし、その度合いもバラバラだが)。だからこそ、1日でも早く仕事ができるようになりたいですし、先輩や同期にも負けたくないという競え合える環境があると感じています。

 

慰め合えること

今回の配属では、一応同期全員東京での配属になりました(勤務先が違う同期もいますがw)。なので、集まろうと思えば、日程さえ集まればすぐに集まれます。ほかの大手や全国展開の企業になると、同期で集まって情報共有というのはなかなかできないかもしれません。また支店展開(金融系や小売店)になると同じ地域の中で、また別々になることもあります。それに比べたら、幾分もましです。

また集まった時も、何のためらいもなくお互いに思ったことを言い合えるのも強みだと思います。いい意味で気を使わないという感じです。

それだけでなく、集まった時にはお互いの仕事ぶりが分からないからこそ、外から気付くこともあり、それもまた自分のためになるでしょう。また、つらいことやストレスになっていることも共有し合えるし、最終的に明日からもまたみんな頑張ろうと言い合えるのも、仲のいい同期だからこそと言えます。

 

会社は人の集まり

企業に雇われている以上、利益を出す人間にならなければならないのは必然の断りです。今で言うならば、できるだけ損失を減らせるように努力することでしょう。しかし、私たちは企業に属する会社員である前に、1人の社会人です。人としてどうあるべきかが大事なポイントだと私は常に考えています。むしろ、どんなに汚いやり方でお金を稼いでも、あるいは自分が納得いかないやり方で稼いでも、それはたまたまでどこかで、ツケが返ってくるはずです。自分自身が納得いく瞬間を迎え続けること、それが自分が大切にしていることです。

だからこそ各個人が満足して働けているかどうか、モチベーションが保てているかは非常に大切なファクターでしょう。ただ単になんでもやりますなんてことは、ロボットでもできます。というより、ロボットのほうが勝るでしょう。

そのような感情やモチベーションを築けるのも同じ年代で苦しみを理解している同期だからこそできるのです。決して仲がいいからといって、その世代が悪いと捉えるのは判断が甘いと思います。

新入社員のざれごと⑪コミュニケーション能力の向上の鍵は「言語化」にある

どうもがつきです。

東京で新しい仕事を始めてから1週間が経ちました。本当にまだまだ半人前過ぎて、いつになったら自分で仕事できるんだろうと毎日もがきながらの日々が続いています。

さて、今日取り上げるのはコミュニケーションです。コミュニケーション能力の最大のポイントは、「自分の思ったことを的確に相手に伝える能力」にあると思います。近年では、コミュニケーション能力はコミュ力と略され、人としゃべるのが極端に苦手な人をコミュ障などと呼んでいる風潮があります。しかし、私(社会人1年目の自分が語るのはおこがましい気もありますが)から言わせてもらうと、「コミュ障でもコミュ力は高い」かもしれないのです。

 

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上司とのコミュニケーションのずれ

いきなりなんですが、最近の私の話です。今、私は上司と2人の部署に配属されていますが、もう毎日コミュニケーションのずれがあるのです。お互いに伝えたいことがあって、それが長くなって、結局要点が分からず、分からないところを確認し続けるうちに本当に大事なことが分からずに、最終的にこんな単純なことなのにと後悔することが多いのです。勤めている不動産の業界は奥が深く、どんなにキャリアのある人でも知らないことだらけで、昨日の常識は明日の非常識なんてことは日常茶飯事です。そのため、双方が知らない情報なんてたくさん出てきます。

だからこそ、今の現状は伝えたい事があるのに伝わりきらない致命的な状況で、さすがに上司(自分の父親と同じぐらいの年齢)の聞き方を変えるなんてことはできないので、自分が相手にいかにより伝わる言い方をすればよいかを考えるようになりました。

 

100%理解すること

最初に取り組んだのは、自分の伝えたいことは100%理解することでした。わからないことが少しでもあれば、相手に伝えるときに自信の欠如につながります。曖昧にすることは、自分の口を言いやすくするも、返ってくるものがそれだけ厳しいものになりかねません。

 

書き起こすこと

100%の理解ができれば、次は話の要点をまとめることです。よく「端的に話せ」という所以です。相手もその方が理解しやすいのです。あとどうしても自分が100%理解しているが故に、付属のことをたくさん言いたくなりますが、それはぐっと我慢します。どうしても言いたいのであれば、そもそもの要点に組み込んでおくべきです。

書くことの最大のメリットは、何度でも訂正できることです。「この言い方の方が伝わる」「相手のためを考えるとこれ以上長々しても仕方ない」とシミュレートできるのはこのタイミングしかありません。

 

吐いた言葉は返ってこない

さっきの書き起こすという作業は、文字という形で言語化を行いましたが、実際に伝えるときのほとんどは、会話する・しゃべることによってでしか伝わりません。結局のところ、文字から音という形で言語化を行うのです。

文字との最大の違いはしゃべったことは修正できません。相手は自分の話したことを聞いて理解しようとしますが、自分が間違った言語化を行ったからといって、相手の脳に直接語り掛けることは超能力者のやることです。音という最終的なアウトプットにする際には、完ぺきな状態に仕上げてからが相手に一番伝わりやすいと思います。

 

聞く人が一番聞きやすい形で

今回の自分のケースのように、相手が年代・キャリアが異なる、また今回はありませんが性別・国籍が違えば、イメージのずれは大きくなる一方です。自分が取り上げた方法はあくまで、「このぐらいの考えがあれば、人間としての常識の範囲内であれば伝わる」という前提があるがゆえにできる方法です。もしかすると、それでも伝わらないことはあるかもしれません。

相手に物事を伝えるという行動は、少なくとも相手の土俵でコミュニケーションを交わすということになります。自分が一方的に押し付けるのではなく、相手に気を配る話し方が重要になってくるのではないかと思います。

就活×インターン④グループワーク型インターンの特徴

どうもがつきです。

17卒の学生は就職活動真っ只中で、グループディスカッションなどの課題に取り組んでいるころだと思います。一方で、18卒の就職活動はそろそろ始まるところです。一概に就職活動にはスタートもゴールも自分で決めるというのが正しいものですが。

その中で、今回は近年増加傾向にあるグループワーク型インターンシップを取り上げたいと思います。

 

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グループワーク型インターンって?

改めてグループワーク型のインターン「プログラムのほとんどをグループワークやロールプレイングに時間を費やすインターンのことです。内容は企業によって異なります。純粋に「社会人と学生の違いとは」という就職活動で実際に聞かれそうなことや、企業の業績や外部環境から推測されることと対策をまとめることなど、ピンからキリまでです。また、自分の体験したものの中には「人に聞いてもらえるプレゼン」について実践・フィードバックを繰り返したプログラムもありました。

企業としては、企業自体が持っている様々な資本(事業内容、人材、ビジネスモデル)を活かして、学生に還元できるプログラムを構成して、企業としての好印象を持ってもらい、最終的に就職活動本番でインターンに参加してもらっていた学生から選考を受けてもらえる環境を作り出すというのが狙いです。

 

グループワーク型インターンのメリット

1つは、学生自体のスキル向上があげられます。このタイプのインターンは、企業によって1日で終わるところもあれば、1週間ほどかける企業もあります。特にグループワークには正解が存在しませんが、チームごとの優劣は付きます。そこで、企業側がフィードバックするのはもちろん、学生たち自身が自覚して学ぶことも多いのです。

2つ目は、話を聞いてもらうだけよりも学生の素性がわかるということです。ワークに取り組んでもらうことで、学生のスキルを企業側は理解することができます。もちろん、人間である以上その学生のすべてがわかる訳ではなく、また選考の場でもないため、企業側としては判断しにくいところはあります。しかし、少なくとも業界研究型・研修型に比べて、学生が意見を発する機会は増えるので、判断材料は増えるでしょう。

最後にほかのインターンとの組み合わせが可能ということである。特に上記で挙げた2つと組み合わせて、学生にインプットとアウトプットのどちらの機会も作り出せるのが魅力です。

 

グループワーク型インターンのデメリット

1つは、グループワーク型インターン単体では企業のことを直接知ることができないということです。あくまで、この類のインターンを行う企業の目的は、グループワーク・ロープレを通して、学生に有益な情報・経験を提供することです。そのため、企業側は自社のPRの時間は限られる傾向にあります。直接的な影響よりも、2次3次的な影響を考えられたプログラムたる所以です。

もう1つが、費用対効果が悪くなることです。企業側としては、自社のPRの時間が減り、選考する場でもないので、せっかく学生に投資しても選考に来てくれなけば、あるいは自社で採用できなければ、企業は無駄金を使ったに過ぎません。

 

グループディスカッションとの違い

冒頭にもある通り、就職活動本番ではグループディスカッションを用いた選考が行われることはよくあることです。内容はどちらもグループワークを行うことがメインですが、大きな違いがあります。それは、「選考の場であること」です。

同じグループワークでも、インターンでは学生が企業資本を通して何かを学び取ってくれること、選考では優秀・企業に合う人を見極めることです。そのため、グループワークにおける正しいことの基準も変わり、結果も大きく変わることもあります。インターンでのグループワークはあくまで学生が学ぶことが前提になるのです。

新入社員のざれごと⑩知識の化学変化を生み出す「共創」って考え方

どうもがつきです。

先日、4月に行った外部研修の続編で、また渋谷に行ってきました。前回の研修と一緒だった人もいれば、新しい人もいて、今回も新鮮な気持ちで臨むことができました。しかし、今回は普段は仕事をしなければならない合間を縫っての研修だったので、申し訳なさと学び取ってやるという気持ちが前回よりあったかもしれません。

 

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前回までの研修の内容

4月の研修は5日間でみっちりビジネスマナーや社会人としての考え方を学びました。体得するというよりも、1つの知識のベースとして、それぞれの企業に持ち帰り、各企業のやり方を浸透させやすくするのが主な目的でした。

最終日にロジカルシンキングというワークで、ピラミッド型思考(思考の掘り下げ)とマトリクス型思考(比較・対象や時系列の整理)をグループで実践できるように叩き込まれました(それがみんな完ぺきにできるかどうかは置いといて)。

 

今回の研修

主にやったことは前回の最終日に行ったロジカルシンキングのおさらいと応用です。ピラミッド型思考とマトリクス型思考を使い、午前中から課題を1つずつクリアした後、最後の企画で最も評価の高いチームを競い合うのが目的でした。

今日はいつもより自重して、意見を押し付けるスタイルをやめて、ほかの人の意見を尊重しアウトプットに取り入れることを考えました。前回の研修から1か月間、正直自分にはできないことの方が多いと感じました。なので、簡単な内容でも自分がその分野がわからないと仮定して、ほかの人をどう生かすかに注力しました(それでもどうしても自分の意見を押し通そうとするところはありましたが)。

結果としては、自分たちのチームが一番でした。班編成の関係上、どうしても自分たちが最初に発表する機会があり、序盤はうまくいかないことも多かったですが、無駄な議論が少なく、全員が高いモチベーションと集中力を発揮していました。チームとしても恵まれましたね。

 

ですが、一番大きかったのはこの研修のテーマになっている「共創」を実現できていたからと思います。ロジカルシンキングのための2つの思考、どうしてもみんな100%覚えてはいませんでした。ドイツの心理学者のヘルマン・エビングハウス忘却曲線:人間の記憶量と時間の関連性の法則、によると私たちが行った4月の研修内容は20%以下しか覚えていないのが一般的です。しかし、人それぞれ20%の中身はバラバラです。だからこそ、20%の知識を補完しあうことこそが、「共創」という化学変化を起こせるのです。

 

今の現状と活かせること

いま私の部署は自分の父親と同じ年齢ぐらいの上司との2人体制です。知識や考え方にも本当に大きなギャップがあり、毎日勉強の日々です。

ですが幸運なことに、いま従事している不動産の世界はどんなにキャリアがある人でもわからないことが多いのです。自分が調べたことでも、上司が知らないことは日常茶飯事です。

だからこそ、「共創」が活きると実感しています。お互いの知識の及ばない範囲を補完し、今まで上司が1人でアウトプットしていたものを、よりよい質で作り上げる。まだまだ半人前の自分にはそれぐらいしかできませんが、いつか、いや早くぎゃふんと言わせられるように、また明日から頑張っていこうと思います。

こんなとこまで!?国会図書館に度肝を抜かれた10の理由

どうもがつきです。

 

いきなりですが、みなさん図書館には行きますか?といっても、街のこどもたちがたくさんいて、「こらっ!静かにしなさい!」っていうやつではありません。がちの国会図書館です。

私は大学受験のときには、近くの図書館にこもって受験勉強したり、大学に入ってからは論文やレポート、就活の資料作成の際にとてもお世話になっていました。しかしそんな図書館常連の私でも、今回の国会図書館は本当に驚かされました。

 

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改めて、国会図書館って?

国会図書館。正式名称で言うと、国立国会図書館です。場所は永田町、国会議事堂の道路挟んで向かいにあります。今回、国会図書館に行ったのは完全に仕事です。一応不動産関係の仕事はしているんですが、地図に関する資料収集というところまで。

とりあえず、図書館には何回も行ったことありますが、さすが日本最大級の図書館。度肝を抜かれることばかりでした。

 

①入館する際に会員登録しなければならない

これは、まだ覚悟していました。しかし、簡単なアンケートに答えてから3分以上待って、病院の受付みたいに名前呼ばれるまで中に入ることができないのは、予想できなかったです。

 

②鞄をロッカーに預けなければならない

中に通されると、いきなり見えたのはコインロッカー。なんとリュックや大きな手提げのものは全部預けなければなりません。もはや、そのロッカーの有様は市民プールの更衣室やスーパー銭湯の様。ちなみに必要なものは、透明な袋に入れて入館することができます。

 

③封筒が入っていてはダメ!

さあ、ちょっと出鼻はくじかれたが、調べに行こうかとおもったその矢先、警備員さんに、

「すみません!それ開けてくれませんか?」

「え?何をですか?」

「封筒、持ち込み禁止なんですよ」

またもや驚かされました。なにゆえ封筒?ちなみに後で聞いたら、危険物の持ち込みをなくすために、透明な袋に入れているため、封筒はお断りしているとのことです。

 

④閲覧する書類のほとんどは予約しないといけない

今回、私が見たかった資料が専門的なものだったからかもしれませんが、明らかに自由公開しているものより、図書館のPCで登録しないと読めないものの方が圧倒的に多かったです。もう自由公開するものなくせばいいんじゃないかな(笑)

 

⑤パソコンはカードで起動

最初の会員登録でカードもらえるんですけど、そのカードを付属の機械にセットすると、パソコン起動するんです。カードを外すと、履歴が全部消えて、勝手に初期設定に戻ります。

 

⑥閲覧する書類が届くまでに15分以上

いざ閲覧の登録を行い、書類を取りに行こうとすると

「すみません。まだ届いていないので、お待ちください」

「どのぐらいですか?」

「15分ほどですね」

いやいや、奥の部屋にあるじゃんwwそんなかかるの?って待っていると、本当に15分後に呼ばれました。たった3つの本、しかも全部同じシリーズなのに15分かかるものなんだなと、むしろ感服しました。

 

⑦コピーは自分でできない

普通の図書館なら、コピー機の前でお金を入れて、自分でセットすれば勝手にコピーできますよね?それがここは面倒なんです。付箋をコピーしたいページにして、パソコンで登録して(またカードセットしますよw)、専用の用紙を発行して、記入して、別の階のカウンターで受付して。。。

 

⑧コピーする量に制限がある

1日3回、1回5冊、1回100ページまでという謎の制限があります。このおかげで、作業が全然進まなかったんです。←

 

⑨コピー待つのも30分

閲覧で15分待たされて、コピーとれるのもまた30分。間違いなく、本読む時間より、待ち時間のほうが多くなっています。

 

⑩閲覧・コピーの予約は18時まで

19時に閉まることは知っていましたが、まさかの18時で閲覧・コピー終了。冷静に考えるとそうなるはずですよね。

 

まとめ

正直17時に来て、驚かされ、待たされ、作業も進まず、踏んだり蹴ったりでした。ですが、このセキュリティ体制もやはり日本最大級たる所以なのかとしみじみと思いました。専門資料はもちろん、自由スペースや食堂もあり、また子連れの人は少なかったので、1人で集中して勉強したいという人にはおすすめです。