新入社員のざれごと⑭OB訪問するなら、この時期の1年目にするべき
どうもがつきです。
もう11月の末、気が付けばあと1か月ほどで今年も終わりです。新入社員としてここまで駆け抜けてきましたが、私の周囲では心境の変化が早くも現れているようです。
目次
会社辞めたい病が蔓延している?
今月私は長野県松本市での長期応援を終えて東京に戻ってきてから、同年代を中心とした東京の知り合いと情報交換させてもらいました。すると、多くの声で挙がってきたのが、
「マジで会社辞めたい」
人それぞれ理由は違えど、現場で働いている同年代、特に社会人1年目の人からはこの言葉をたくさん聞きました。あれだけ就職活動を一生懸命頑張ったのに、1年も経たずに自分の選択を変更する人があふれているのでしょうか。
理想と現実のギャップ
辞めたいと思っている人は、大企業、中小、ベンチャーに係わらず、また業界・業種にもかかわりがありません。むしろ就職活動の時に、自分のやりたいことをはっきりと伝えることのできる意思の強い学生ほど辞めたいと言っているのです。
ですが、それが裏目に出ているのです。理由は人それぞれですが、人間関係のストレス、労働環境など社会人1年目として不満は募っていることでしょう。しかし、何よりもの問題は、
「今やっていることで、将来の自分を実現できるだろうか」
ということです。新人に与えられるのはもちろん雑務・雑用、営業補助などであり、自分で仕事を創り出せていない現状なのです。就職活動のときは、仕事に魅力を惹かれ、会社の文化に惹かれ、夢と希望を持っていたはずですが、徐々に社会のぬかるみに引きずり込まれ、知らぬ間にたまったストレスも吐き出しきれないこともあるのです。
社員のリアルな声を聴けるのは今だ!!
さて、話の観点を変えて、今から就職活動が始まる18卒の学生にとっては、今の時期の新入社員の声をしっかり聴きとってもらいたいのです。
この時期の新入社員はある程度仕事にも慣れ、仕事のキャパシティと限界を理解でき、社内や部内の現状も見えています。だからこそ、新人として入社したときの未来を見据えることができるのです。会社で新人賞をとる人でも、まだ会社で成果をあげられていない人でも、得られるものは大きいはずです。少なくとも、各部署の所長や役職のある社員の方から得られる意見とは、また違った角度の意見が見えてくるのではないでしょうか。