忖度しない、がつきの記録

3年目の社会人が就活・不動産業界・web・ブログ論について語ります。

さえりさんの「なんでもいいから生産しな。生産は心にいいぞ」から思うこと

どうもがつきです。

松本での出張ももう終わりです。先日の記事でも、松本で働くことの悲喜こもごもを述べました。この3か月いい意味でも悪い意味でも学びは多かったです。

lala8136.hatenablog.com

ですが、改めて終わってみると、なんか物足りなさを感じる出張だったかなと思います。正直、もっとできた、もっとやらなければならないことがあった。でも気づけなかった。

そんなとき、私の心に響いたのがこの記事でした。

 

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目次

 

■さえりさんって誰?

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ブログをやっている人では、今知らない人の方が少ないぐらいのさえりさん(@N908Sa)。株式会社LIGという会社でライターとして働いていましたが、今年退職。女性目線のリアルな記事とその美貌も相まって、有名美人ライターとしても活躍中しています。

 

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個人的にも記事の内容も面白くて、とても参考にさせてもらっているライターの1人です。いつか会ってみたいな~(笑)←

 

■記事の内容

要約すると、さえりさんが学生時代に落ち込んでいた時に友人から

なんでもいいからいつものプラスαで生産しな。本を読んで感想を書く、料理を作る、外食したらレビューを書く。なんでもいいから生産しな。生産は心にいいぞ」

というアドバイスをもらい、生産することの大切さ、消費と生産のバランスについてまとめています。さえりさんの過去の話も少し掲載されてリアル感があったこと、また文章の流れとしてもまとまりがあり記事として見習うことが多いことなど、自分自身も参考になることが多くありました。

 

■消費にばかり目が行って、生産できていない?

改めてさえりさんの記事を自分事に落とし込めると、生産が本当にできていない。記事中では生産することは、さほどハードルの高いことではないと述べています。ブログを書くこと、料理をつくること、絵を描くことなど仕事としてだけではなく、趣味の領域でも生産はできます。生産というとどうしても堅苦しく聞こえるかもしれませんが、中身はむしろその反対で、やろうと思えば、誰しもが気軽に行えることなのです。

 

ただ、どうしても人間であれば、どうしても消費にばかり目が行ってしまうものです。仕事終わりに自分たちへのご褒美でおいしいものを食べる、休暇で旅行に行く、エステや美容院に行って女子力を上げるなど、その人なりの消費のカタチは様々です。ただ記事内でもある通り、消費ばかりでは気持ちが病んでしまいます。

 

■投資も消費の裏返しになりかねない

さきほど挙げた例の中で思われる方もいるかもしれませんが、「エステや美容院に行くことは、自分の女子力を上げるための行為であって、決して消費ではなく投資だ」と主張する方もいるかなと思います。投資も立派な活動です。自分が提供できる時間、金などの資源をつぎ込んで、自分のさらなる成長に役立てることは素晴らしいことです。

 

しかし、自分のつぎ込んだ資源が役に立たなかったときはどうでしょうか?例えば小学生が勉強することを考えると、勉強する行為自体は何かを生産することではありません。その先のテストなどでいい点をとることが目的となり、勉強する際の自らの時間という資源をつぎ込んでいるのです。もしいい点をとり、自己の目標を達成できれば、投資として正しい行為なのかもしれませんが、逆に自己の目的を達成できないときは、その勉強する行為のためにつぎ込んだ資産は無駄になります(努力は無駄ではないという意見もあるはずですが、この場合はその目標を達成できるかできないかの観点に限る)。投資だと思って資産をつぎ込んだ行為が、消費になりかねないこともあるのです。

 

■自分の生活を見直す

正直、松本に来てからの自分はどうしても消費ばかりの生活でした。もちろん仕事では生産する立場にいるのですが、業務内容や組織文化により生産といっても何か腑に落ちないところはあります。むしろ松本に来てから、先日のブログでも書いたように余暇時間がたくさん増えたにも関わらず、生産する機会が極端に減ってしまいました。特になにか手先が器用で制作物や絵が描けるわけでもなく、副業をやっているわけでもないので、仕事以外で生産できるといえば、手っ取り早いのはブログを書くことかなと思います。でも、それも怠惰気味でした。

 

ですが、さえりさんの記事を読んで、自分の松本での生活が改めて怠慢があり、改善できるポイントが多くあるなと思いました。宅建も終わり、本当に生産できる時間がこれから増えてくると思います。これからの自分に期待です(笑)

そして、こんな素敵な記事を書いてくださったさえりさんに感謝です。