忖度しない、がつきの記録

3年目の社会人が就活・不動産業界・web・ブログ論について語ります。

新入社員のざれごと⑭企業という仮面を被ること

どうもがつきです。

f:id:lala8136:20160602000911j:plain

あ、こいつ今の落ち込んでいる俺じゃないですよww

6月ですね。17卒の選考が全面解禁とともに18卒の就活サイトがオープンしました。電車の広告にもキャリタスのインターンサイトの広告がありました。17卒、18卒の学生たちは今から大いに悩んで、自分の将来のために頑張ってください。

参考:キャリタス就活2018 | 新卒学生向け就活準備・就職情報サイト

ところで、私も今の会社に入って2か月が経ちました。まだまだ半人前にも追いつけなくて、もどかしさばかり募る毎日ですが、改めて自分が学生ではなく、社会人として企業のお面を被っているんだなと実感しています。言い換えると、自分は学生としてではなく、もう今の会社の一員として見られていると思えてくるのです。当然その期待には応えなくてはなりませんが、それ以上に会社の一員としての一面が煩わしい瞬間も多いんです。

 

目次

 

厚生年金のバイ

大学の4年の就職活動が終わってから、平日に厚生年金の聞き込み調査のバイトをしていました。もともと、ユニクロバイトしていましたが、正直平日分の稼ぎがほとんどなくて、ダブルワークしようと選びました。おかげさまで卒論の〆切、ユニクロの繁忙期、厚生年金のバイトが見事に重なり2か月間ぐらいまともに休む日なく、毎日生活していました。たぶん人生で最も濃い2か月だったと思います。

参考:ユニクロでのアルバイトはどのように就活に活きる? - がつきのzaregoto

厚生年金のバイトで最も辛かったのは、企業の方の冷たい態度です。バイトを始める直前まで就職活動で多くの経営者や社会人の方とお会いして、社会人とのコミュニケーションは慣れていました。幾度も面接の修羅場を潜り抜けてきたので、別に今さら「厚生年金入っていますか」と聞くぐらいは簡単なものと思っていました。

しかしやり始めて思ったのは、「自分が一学生としてではなく、行政の請負企業の一員として企業と接している」ことです。学生という仮面を外した瞬間に、企業や事業所の方は一気に怪訝そうな顔をします。「怪しいセールスですよね。帰ってください」と門前払いされることもしばしばでした。学生ながらこの時は、社会人になったらこういった冷たい対応されるのが、毎日になるんだなとシミュレートする機会になりました。

 

不動産業界としての仮面

4月から不動産の仕事をしているんですが、これまた無駄な仮面に邪魔されています。この業界は情報合戦、特に自分が今取り組んでいる仕事は、ネットで出てくる情報では鮮度が落ちているので、人からいち早く入手し、よりよい付加価値を提供できるのがポイントになっています。そういった中で、他社に情報を簡単に教えるわけにいかないということで、無下に断られることは多いです。

情報という観点では、結構多いのが「不動産セミナーへの出禁」です。私も新卒なので、自社で学ぶことだけではなく、他社の投資セミナーに参加したところ、10分で追い出されました。主催会社の情報を持ち出されるリスクはもちろん、ほかの参加者に自社商品の宣伝の機会を与えてしまうということで、出禁にしていると言われました。そんなに、宣伝できるほどのナレッジないのに(笑)

 

まとめ

仮面があることで煩わしいことは多いです。ですが、仮面があるがゆえに話を聞いてくれる人も多いです。例えば、上場しているとか、資本金が○○円とか社会的信用から契約に結び付くことも少なくありません。

仮面を被ることは人間の選択と同じようなものです。何かを得る代わりに、何かを捨てるまさにそんな関係でしょう。仮面はうまく活用しないとですね。