忖度しない、がつきの記録

3年目の社会人が就活・不動産業界・web・ブログ論について語ります。

新入社員のざれごと⑪コミュニケーション能力の向上の鍵は「言語化」にある

どうもがつきです。

東京で新しい仕事を始めてから1週間が経ちました。本当にまだまだ半人前過ぎて、いつになったら自分で仕事できるんだろうと毎日もがきながらの日々が続いています。

さて、今日取り上げるのはコミュニケーションです。コミュニケーション能力の最大のポイントは、「自分の思ったことを的確に相手に伝える能力」にあると思います。近年では、コミュニケーション能力はコミュ力と略され、人としゃべるのが極端に苦手な人をコミュ障などと呼んでいる風潮があります。しかし、私(社会人1年目の自分が語るのはおこがましい気もありますが)から言わせてもらうと、「コミュ障でもコミュ力は高い」かもしれないのです。

 

目次

 

上司とのコミュニケーションのずれ

いきなりなんですが、最近の私の話です。今、私は上司と2人の部署に配属されていますが、もう毎日コミュニケーションのずれがあるのです。お互いに伝えたいことがあって、それが長くなって、結局要点が分からず、分からないところを確認し続けるうちに本当に大事なことが分からずに、最終的にこんな単純なことなのにと後悔することが多いのです。勤めている不動産の業界は奥が深く、どんなにキャリアのある人でも知らないことだらけで、昨日の常識は明日の非常識なんてことは日常茶飯事です。そのため、双方が知らない情報なんてたくさん出てきます。

だからこそ、今の現状は伝えたい事があるのに伝わりきらない致命的な状況で、さすがに上司(自分の父親と同じぐらいの年齢)の聞き方を変えるなんてことはできないので、自分が相手にいかにより伝わる言い方をすればよいかを考えるようになりました。

 

100%理解すること

最初に取り組んだのは、自分の伝えたいことは100%理解することでした。わからないことが少しでもあれば、相手に伝えるときに自信の欠如につながります。曖昧にすることは、自分の口を言いやすくするも、返ってくるものがそれだけ厳しいものになりかねません。

 

書き起こすこと

100%の理解ができれば、次は話の要点をまとめることです。よく「端的に話せ」という所以です。相手もその方が理解しやすいのです。あとどうしても自分が100%理解しているが故に、付属のことをたくさん言いたくなりますが、それはぐっと我慢します。どうしても言いたいのであれば、そもそもの要点に組み込んでおくべきです。

書くことの最大のメリットは、何度でも訂正できることです。「この言い方の方が伝わる」「相手のためを考えるとこれ以上長々しても仕方ない」とシミュレートできるのはこのタイミングしかありません。

 

吐いた言葉は返ってこない

さっきの書き起こすという作業は、文字という形で言語化を行いましたが、実際に伝えるときのほとんどは、会話する・しゃべることによってでしか伝わりません。結局のところ、文字から音という形で言語化を行うのです。

文字との最大の違いはしゃべったことは修正できません。相手は自分の話したことを聞いて理解しようとしますが、自分が間違った言語化を行ったからといって、相手の脳に直接語り掛けることは超能力者のやることです。音という最終的なアウトプットにする際には、完ぺきな状態に仕上げてからが相手に一番伝わりやすいと思います。

 

聞く人が一番聞きやすい形で

今回の自分のケースのように、相手が年代・キャリアが異なる、また今回はありませんが性別・国籍が違えば、イメージのずれは大きくなる一方です。自分が取り上げた方法はあくまで、「このぐらいの考えがあれば、人間としての常識の範囲内であれば伝わる」という前提があるがゆえにできる方法です。もしかすると、それでも伝わらないことはあるかもしれません。

相手に物事を伝えるという行動は、少なくとも相手の土俵でコミュニケーションを交わすということになります。自分が一方的に押し付けるのではなく、相手に気を配る話し方が重要になってくるのではないかと思います。