忖度しない、がつきの記録

3年目の社会人が就活・不動産業界・web・ブログ論について語ります。

新入社員のざれごと⑩知識の化学変化を生み出す「共創」って考え方

どうもがつきです。

先日、4月に行った外部研修の続編で、また渋谷に行ってきました。前回の研修と一緒だった人もいれば、新しい人もいて、今回も新鮮な気持ちで臨むことができました。しかし、今回は普段は仕事をしなければならない合間を縫っての研修だったので、申し訳なさと学び取ってやるという気持ちが前回よりあったかもしれません。

 

目次

 

前回までの研修の内容

4月の研修は5日間でみっちりビジネスマナーや社会人としての考え方を学びました。体得するというよりも、1つの知識のベースとして、それぞれの企業に持ち帰り、各企業のやり方を浸透させやすくするのが主な目的でした。

最終日にロジカルシンキングというワークで、ピラミッド型思考(思考の掘り下げ)とマトリクス型思考(比較・対象や時系列の整理)をグループで実践できるように叩き込まれました(それがみんな完ぺきにできるかどうかは置いといて)。

 

今回の研修

主にやったことは前回の最終日に行ったロジカルシンキングのおさらいと応用です。ピラミッド型思考とマトリクス型思考を使い、午前中から課題を1つずつクリアした後、最後の企画で最も評価の高いチームを競い合うのが目的でした。

今日はいつもより自重して、意見を押し付けるスタイルをやめて、ほかの人の意見を尊重しアウトプットに取り入れることを考えました。前回の研修から1か月間、正直自分にはできないことの方が多いと感じました。なので、簡単な内容でも自分がその分野がわからないと仮定して、ほかの人をどう生かすかに注力しました(それでもどうしても自分の意見を押し通そうとするところはありましたが)。

結果としては、自分たちのチームが一番でした。班編成の関係上、どうしても自分たちが最初に発表する機会があり、序盤はうまくいかないことも多かったですが、無駄な議論が少なく、全員が高いモチベーションと集中力を発揮していました。チームとしても恵まれましたね。

 

ですが、一番大きかったのはこの研修のテーマになっている「共創」を実現できていたからと思います。ロジカルシンキングのための2つの思考、どうしてもみんな100%覚えてはいませんでした。ドイツの心理学者のヘルマン・エビングハウス忘却曲線:人間の記憶量と時間の関連性の法則、によると私たちが行った4月の研修内容は20%以下しか覚えていないのが一般的です。しかし、人それぞれ20%の中身はバラバラです。だからこそ、20%の知識を補完しあうことこそが、「共創」という化学変化を起こせるのです。

 

今の現状と活かせること

いま私の部署は自分の父親と同じ年齢ぐらいの上司との2人体制です。知識や考え方にも本当に大きなギャップがあり、毎日勉強の日々です。

ですが幸運なことに、いま従事している不動産の世界はどんなにキャリアがある人でもわからないことが多いのです。自分が調べたことでも、上司が知らないことは日常茶飯事です。

だからこそ、「共創」が活きると実感しています。お互いの知識の及ばない範囲を補完し、今まで上司が1人でアウトプットしていたものを、よりよい質で作り上げる。まだまだ半人前の自分にはそれぐらいしかできませんが、いつか、いや早くぎゃふんと言わせられるように、また明日から頑張っていこうと思います。