忖度しない、がつきの記録

3年目の社会人が就活・不動産業界・web・ブログ論について語ります。

まだ地方で消耗しているの?地方大好き人間に一言申す

どうもがつきです。

GWで東京から大学時代を過ごした大分に帰ってきました。

懐かしい景色・友人に会えて、

なんだか大学時代のことを思い出しました。

 

しかし、

なぜかもの悲しい気分にもなりました。

こんな掃きだめなところで

4年間過ごしていたのかと思ってしまっているのです。

 

目次

 

地方から出てきて上京した自分

私はこの春から東京で働き始めました。

東京を選んだ理由としては深いものはありませんが、

九州の先輩で福岡大好きという人たちが、口を揃えて

「福岡に残らずに、東京に出てきてよかった」

とみんな言っているのを聞いて、

「東京ってそれほど魅力的な街なのか」

と考えたのが最初でした。

 

毎日うまくいかないことばかりですが、

仕事・プライベートともに新しい発見ばかりで

刺激的な日々を送れています。

 

大学までの自分

私は大分の大学に通っていましたが、

その前は香川県の田舎で暮らしていました。

それなりに楽しい生活は送れていましたが、

こんな大人になりたいといったロールモデルはなかったです。

 

なによりも地方にいても、

こんな人になりたいだとか、憧れる人だとか

なかなか見つからないものです。

 

すごいと思えるものはテレビの中。

具現化された世界とは言い切れないものばかりでした。

 

地方で満足するだけな人の気が知れない

だからこそ思うのです。

「地方、自分の生まれた世界しか見ていないのに、

何を偉そうに地方に留まりたいだ。」

 

そのような人に限って、

「自分は東京に向いていない」

「人混みや満員電車は苦手」

とか言い出すのです。

 

見てもいないのに、体感してもいないのに

尻すごみするのは、人生損していると思います。

 

正直、私たち日本人は恵まれています。

むしろ恵まれすぎです。

自分の権利・自由・時間が認められていて、

やりたいことを選択できる。

そんな民族世界を見ても少数派です。

 

偽善者ぶるのは嫌いですが、

世界では本当に肉体労働や貧困で苦しみ、

毎日生きていくのがやっとという人の方が多いです。

ましてや、

周りから人として認められず、

戸籍がない人も大勢います。

 

彼らに比べると、

私たちの可能性は本当に無限大です。

住むところは選ばなければどこでもあるし、

着るものは本当に食料品と同じぐらいあふれている。

 

地域創生という言葉で、

地方と都心部の格差を是正しようと行政も動いており、

多少なりとも地方でも都心部と同じものを味わえるかもしれませんが、

実態は大きな隔たりがあるのが事実です。

 

だからこそ、

自分の生まれた地域だけで、

自分の一生を終わらせようなんてちっぽけだし、

むなしい人生だと思うのです。

 

本当に地方で住みたいと思えるのは、都心を経験した者だけ

ブロガーの世界でも、

イケダハヤトさんなど多くの人が

地方暮らしをやっていますが、

彼らは都会を経験しています。

 

それゆえに都心の嫌な面も理解しているし、

地方の良い面もわかる。

両者を天秤にかけて、

自分に最適なライフスタイルが今の住んでいるところなのです。

 

人間の時間は有限です。

同じ時間でも様々な経験をしているほうが、

今後の選択でより良い選択を選べます。

人間の選択はすべて過去の事象から成り立つが故です。

 

よく就活生や社会人で

「くたびれたスーツで満員電車に揺られた毎日は送りたくない」

という言葉を口にする人が多くいます。

 

しかし、

その前に地方だけで生きてきたあなたに

「何も見えていないそのフィルターだらけの人生を脱却してから申せ」

と口添えしたいものです。