就活×面接①最終面接は顔合わせ?
就職活動における最終面接。
志望度の高いところになればなるほど、
あと一歩という思いが強まり、
気持ちも高まるものでしょう。
そんな最後の段階で
就活生には何が問われているのでしょう?
■最終面接で問われること
おおよその最終面接では、
人事部長や役員、社長といった
企業の採用や戦略にかかわるトップが
自ら選考に参加します。
内容は今まで聞かれたことと
変わりはありません。
志望動機、自己PR
その他諸々の簡単な内容に近いです。
ただ、大きく違うのは
面接に満足いくまでの時間をかけるということでしょう。
1次選考やグループ面接では
15分ぐらいで終わるものもありますが、
最終面接は30分以上1時間近くかけるものもあります。
■実体験から考える最終選考
私は最終的に7社の最終選考を受けて
2社から内定を頂きました。
そのときのフィーリングをいくつか紹介したいと思います。
①終始問われた熱意の重要性
私が受けてきたところは
大手に比べてベンチャー気質な企業が多く、
社長自ら選考して頂く機会が多かったです。
というより、
全部社長でした(笑)
しかし、落ちた選考のほとんどで言われたのが
「熱意が足りない」
ということです。
当時の自分の考えが未熟だったということもありますが、
将来のことまで見据えることができなかったこと、
自分の熱意がその企業に向いていなかったこと
など挙げればきりがないですけど、
端的に言うと、
「ミスマッチだと判断した」
ということなのでしょう。
②難易度の違い
自分の感覚で言うと、
1次選考か最終選考までに全体の10%までに絞られて、
最終選考でまた10%に絞られる感じでしょう。
初期段階の選考は
ある程度納得のいかない感じでも
受かってしまうことが多かったです。
選考する側も
次の選考にある程度の母数を残しておかないといけない
という作用が働いているのだと思います。
その結果、
1つ1つの選考の難易度は
さほど高くないと思います。
しかし、
最終選考はわけが違います。
社長や役員は遠慮はありません。
企業の将来や新戦力を探して
本気のぶつかり合いを行うので、
選考自体は難しくなります。
③データ0の選考
最終面接まで
様々な選考を経てきました。
たくさんの選考を行い
その人のデータはそろっていると思います。
しかし、
最後の時にはそのデータはあてになりません。
というよりも
もはや見ていない感じがします。
改めてその人の人柄や
趣向を客観的な目で見てみたいというのが
企業側の考えなのでしょう。
■顔合わせならば他の選考がきついはず
私が内定を得たときの選考は
最終以前の選考がきつかったのを覚えています。
今の内定先は
2次選考で50分近くの拷問を耐え、←
もう一つは
最終前の選考で自分以前に
選考通過者がいなかったという
途方もない難易度でした。
最終選考は必ずしも簡単なものとはいきません。
むしろ一番緊張感をもって
行うぐらいでいいと思います。