就活で卒論について問われた時の答え方
「卒業論文はどのようなテーマで書いていますか?」
就活の面接でよく聞かれるフレーズの1つですが、
実際あたふたする学生が多いと思います。
今回は学生の立場からなぜこの質問で
あたふたするのか呟いていこうと思います。
■学生は勉強していない(笑)
日本の大学生は大半は学問に関する勉強が少ないと思います。
やっていても、研究室が忙しい、
これをやらないと卒業できないといった
ネガティブな勉強が多い気がします。
ましてや今年は就活の解禁が後ろ倒しになり、
政府の目論見に反して、
学業への影響がマイナス効果になったという意見もあります。
こんな状況では、
卒論について聞かれても困る一方です。。。
■やっていないなら、やっていないでいい
私も面接のときに、卒論や専攻のことについては聞かれました。
でも、ほっとんど勉強していなかったので(←)、
なにも喋れませんでした。
「専攻は組織論を学んでいます。
卒論のテーマは全くの未定です!」
私はこれで貫き通しました。
とある企業の選考では、
その組織論に20分ぐらいしつこく深堀り
されましたが、
完全にありあわせの知識でした。
■卒論の内容なんて見ていない
私は文系なので、理系の方の面接では
違うところもあると思いますが、
研究職・技術職ではない限り、
専攻や卒論についての内容なんて
ほとんど耳に入っていないと思います。
ただ、自分の具体的な研究内容を
わかりやすく抽象化して伝える
プロセスは必要です。
仕事ばかりして、
勉強とはかけ離れた人に
理系の研究や、文系の学問を
言っても通じない部分はあると思います。
■見ているのは努力したプロセス
面接で見ているのは、
その人の過去と趣向性です。
いかにその物事に取り組んだのか
何を工夫したのか
壁にぶつかって、そこからどう這い上がったのか
面接官はそのようなところを見ているのです。
卒論をやっていないのならば、
その分野で戦うのはやめましょう。
適当な嘘を並べても、
後で深堀されれば、
すべて明らかになります。
むしろほかの頑張っているところを
見てもらえるように、
仕向けて行きましょう。
■どうしても避けられないのであれば
それでもエントリーシートなどで
記載を要求されることはあります。
できる限りのことはやってみましょう。
たぶん、うまくいかなくても
その時には気分を切り替えて
「あ、縁がなかっただけなんだ」
「苦手分野で勝負させられても、
それが将来必要ならば、ここでは生きていけない」
と腹を括るぐらいでいいと思います。
それが嫌ならば、
このブログを見た後に
死ぬほど勉強してください(笑)
■まとめ
卒論のことについて何もしていなくて
面接で聞かれても、
焦らずやっていないことを伝えましょう。
あとはそうなることを
事前にシミュレートして、
対策を立てること、
ほかの分野で自分が頑張ったことを
アピールすることが
乗り切るポイントです。
焦ってテンパっている姿は
どうしてもマイナス印象になります。
困ったときはいったん深呼吸をして、
ありのままの自分を伝えられるようにしましょう。