忖度しない、がつきの記録

3年目の社会人が就活・不動産業界・web・ブログ論について語ります。

就活で印象に残る出会い②

だいぶご無沙汰ですが、

私の就活で印象に残る出会い第2弾を綴りたいと思います。

前回:

http://lala8136.hatenablog.com/entry/2015/10/27/174548

 

■2人目:人材業界に勤める九州の先輩

 この先輩とお会いしたのは、3年の1月のことでした。とある就活イベントで、内定者として来ていましたが、この時は挨拶程度で、一応facebookの申請だけさせていただきました。

 3月、この先輩の企業が、福岡で選考を行うということで、人材業界ではたきたかった私は、すぐに応募し参加しました。このときも、先輩は内定者代表として来ていましたが、少し話をする程度でした。どちらかというと、先輩の大学の就活生や福岡の学生の方が多く、自分の入るすきがあまりなかった気がしました。

 結果、その企業にも縁がなく、選考は通りませんでした。

 

 ただ、この先輩のfacebookの投稿は衝撃的でした。

 大学で大したことのしていない自分にとっては、学生時代から就活イベントの主催やラジオ出演で自分の意見を人前に堂々とぶつけたり、情熱あふれる物言いでゼミの合同研究発表会で審査官に食い下がる姿は、自分には真似できないどころか、想像すらできなかったです。

 自分と対照的な大学生活を送っていた先輩を見ていると、情けなるところもあり、そういった意味で、尊敬できる先輩でした。しかし、この後はなかなかお会いすることはありませんでした。

 

 その後、私は就職活動にのめりこむようになり、東京にも頻繁に通うようになりました。一週間ずっと選考や説明会ということはざらにあり、企業の選考活動のない土日はセミナーやゼミの課題に追われていました。

 

 そんなとき、SNSの広告で興味のあるセミナーを発見し、よく調べると先輩のいった企業のセミナーでした。

 本社と会場も違うし、そもそも土曜日だし、まあ会うことはないだろうと思い、エレベーターを降りると、受付にいらっしゃったのは、その先輩でした(笑)久々すぎて、お互いに忘れてるところでしたが、自分から勇気をもって

「あの、○○さんですよね?」

「はい!……あのどちらさんですっけ…」

「あの九州のイベントの時にお会いしました!」

「あ!思い出した!どっかで見たことあると思った!!」

 

 先輩はどうやらその企業の別の部屋のセミナーの見学に来ているらしく、本当に偶然の再会でした。セミナー終わりに、担当者にもう一度先輩に合わせてくれとお願いしようとしたら、むしろ向こうから出迎えてくれました。

 

 連絡先も交換し、いろいろ話すると、誕生日が一緒、お互い家庭環境が良くない、九州がルーツという共通点が多くあり、今日あったことも何かの運命やねという話をしました(笑)

 その後、就活の相談や企業の紹介をしていただきましたが、どれも自分にズバッと来ることばかりでした。就活の相談の際には、「いろいろと吸収しすぎているから、一旦アウトプットできるように整理してみ」だとか、紹介してもらった企業の面接では、専務の方と共感しすぎて、予定時間を40分もオーバーし、面接の際には今まで自分のことをこんなに認めてくれる人がいただろうかと思い、おもわず嬉し涙を浮かべてしまいました。

 

 改めて、この先輩すげーなと思いました。自分の思いをしっかりくみ取り、ベストな選択肢を提示してくれ、まさにプロの仕事ぶりだなと思いました。

 先輩の紹介してくださった企業は、諸事情により不採用となりましたが、そのとき先輩にかなり謝られたのと、次頑張ってと激励されたのを覚えています。