忖度しない、がつきの記録

3年目の社会人が就活・不動産業界・web・ブログ論について語ります。

1dayインターンのメリット

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こんにちは。

17卒の就活生は、そろそろ冬のインターンに向けての準備と、

本格的に就活に取り組みだす時期だと思います。

 

そんな時期にナビサイトに多く掲載されているのが、

「1dayインターンのお知らせ」

いったい1dayインターンてなに?

なんかメリットとかあるの?

というところを書いていこうと思います。

 

■1dayインターンてなに?

 文字通り1日で行われるインターンシップなのですが、大きく分けて3つのプログラムがあります。

①説明会延長型

 1つ目は、従来の説明会で話すような内容をインターンシップで体感してもらうというものです。基本的に、半日かからずにプログラムは終わるので、学生は気軽に参加できます。多くの企業で同時に座談会も行われるので、学生は「就活が解禁する前に、企業の情報を知ることができる」貴重な経験ができます。

 また、説明会と違い、選考の場ではないので業界や企業の知識について事前に勉強していなくても、全然問題ありません。むしろ、企業・業界研究の場として企業はこのタイプのインターンを開催しています。

 知名度の低い業界・企業や実務内容に恐怖心を抱かれやすい業界・企業が用いることが多いです。

②セミナー型

 2つ目は、グループワークやプレゼンテーションのスキルの向上を目的としたインターンシップです。例えば、3時間のプログラムでグループをつくり、企業から出されたお題について、1時間話し合い、企業の方からフィードバックをもらう、また話し合うといったプログラムが多いです。

 このタイプのインターンを行う企業は、「学生に実務を体感させ、働くときのイメージを持ってもらう」ことを狙いとしています。メーカーの企画職(グループワークで商品開発のアイデアを創出)、コンサル・教育業界など人前で話すことが求められるところでのプレゼンテーションなど、実際に常日頃からその業務にあたる人からのフィードバックで、学生にその仕事への興味関心を引き立てようとしています。

 

■1dayインターンのメリット

 大きなメリットは、短時間でその業界・企業について知らなくても、参加できることです。もちろんこの時期は企業の選考活動がないので、万が一その企業に興味が持てなくても、気にすることはありません。

 また短時間のプログラムが多いので、大学の講義の後や、バイトの前とかにも気軽に行けるのもメリットです。そのため、スーツ指定がないプログラムも多いです。地方学生にとっては出費や時間が辛いところだと思いますが、まとめて何社かを同時に見れるのも強みだと思います。

 

■1dayインターンのデメリット

 多くの企業で参加報酬がないことはデメリットかもしれません。企業に対して利益貢献を行っているわけではないので、仕方のないことだとは思います。

 また、短時間であるがゆえに、企業の人事の方とゆっくり話できる時間がないかもしれません。ですが、インターンの最後や終わった後に積極的に質問に行く姿勢を見せれば、ほかの学生がやっていないからこそ、大きなアピールになります。

 

■終わりに

 1dayインターンは正直なところ「ノーリスク、低コスト、ハイリターン」が見込めるプログラムです。学生にとっては、失うものもないですし、企業にとっては知られていない自分たちを宣伝するいいアピールの場だと思います。

 特にこの時期の就活生は、まだ自分がどの業界が向いているのか、どんな業界があるのかということが全然わからない時期だと思います。できるならば、企業・業界について見識を深めるチャンスととらえて、積極的に参加してもらいたいです。