忖度しない、がつきの記録

3年目の社会人が就活・不動産業界・web・ブログ論について語ります。

自己PRが思いつかないあなたに送る3つの秘策

「自己PRとか思いつかない…」

就職活動に取り組みだしたら、誰しもが必ず最初に当たる壁だと思います。

思い悩みすぎると、

「私ってなにができるの?」「いったいどんな仕事が向いているの?」

とか考えすぎて、就活ブルーになりかねません…。。。

 

そこで、今回3つの方法を授けようと思います!!

 

 

ジョハリの窓

 自己分析のツールでよく扱われるものの1つです。簡潔に言うと、

「自分の知らない自分を知る」ことです。

 「開放の窓」   自分も他人も知っている自己        「盲点の窓」   自分は気がついていないが、 他人は知っている自己 	       「秘密の窓」   自分は知っているが、 他人は気づいていない自己        「未知の窓」   誰からもまだ知られていない自己

potect-a.com

 

 ジョハリの窓はこのように4つのマトリクスで分かれていて、この自分の知らないエリアをいかに見つけるかと持ち出されたツールです。友達のいいところをお互いに5つ言ってみるなど、「普段の自分についてのイメージ」を聞いてみると、意外と自分では思いもつかなかった答えが返ってきます。

 例えば、私は基本的に楽天主義(笑)なので、そのことが長所だと思っていましたが、友達に聞いてみると、「芯があって、ぶれない」「決めたことはやり通す頑固者」という意見が返ってきて驚きました。実際の面接でも、ポジティブなところよりも、この「自分を持って頑張る」ところを評価してくれた企業の方が多かった気がします。

 

 

■根拠の追究

 これは私が福岡でとあるアドバイザーの方に教えて頂いたのですが、「いいと思ったことがなぜいいと思ったことを追究し続ける」ということです。

 

 例えば、「ディズニーが好き」から追究し続けると、

「ディズニーが好き」→「小さいころにディズニーランドに行った」→「お土産でミッキーのぬいぐるみを買った」→「となりの家の子もディズニーが好きで友達になれた」→「一緒のものを持つと友達ができる」→「友達と一緒のもので同じ時間を過ごすのは楽しい」

という風に、たった一つ「ディズニーが好き」ということから、「友達と一緒のもので同じ時間を過ごすのは楽しい」という自分の感情の理由がはっきりと伝えられるところまで、落とし込むことができました。

 

 これはあくまで一例で、ちょっとひねくれているかもしれませんが(笑)、自分の感情の理由を説明できるというのが、自己分析につながりますし、やりたいことを明確にもできます。特に人事や面接官の方も、なぜそのように思うのかという私たちの根幹の部分について聞きたがっています。いわゆる深堀というやつです。これに答えきれなくて、感触がイマイチだったり、落とされるケースはよく聞かれます。

 今、17卒や18卒の学生は、実際の就職活動まで時間があるので、じっくり自分のことを見つめ直すのもいいかもしれません。できれば、トータルで100時間ほどゆっくり考えれば、いいものは出来上がります。

 

 

■「今から始める」

 それでも、「自分の人生なんとなくで生きてきて、よくわからない」「100時間も考えきれない」という人もいると思います。そんな人は、今から始めましょう。

 例えば、アルバイトでも何となくコンビニでレジを打っているだけだとしても、お客さんが並ばないようにいかにレジを早く打つか、など何気ない普段の行動からでも直せることはあります。

 

 これは実際にあった話ですけど、集団面接で「スーツが入らないから半年間ダイエットに励んで10キロやせた」ということを自己PRに持ってきた人もいました。 

 部活動で部長をしていたとか、学生団体を自分で立ち上げたということよりも小さなスケールの話にはなりますが、少なくとも面接官に対して「自分を律して成果を出す」ということは伝わるのではないでしょうか?

 

 

■終わりに

 現在16卒の市場は最後の秋冬選考で正念場です。

 17卒はインターン外資ベンチャーでの選考が始まっています。学業や部活、その他諸々の理由で忙しい中で、全く就職活動なんて考える余裕はないという人もいると思います。

 それでも自分と向き合い、なにか目的を持って行動すること、これが就職活動をうまくやっていくコツです。それは、社会人になっても要求されるので、今のうちから習慣化させるいい機会だと思います。

 

参考リンク

www.goodbyebluethursday.com